9/29は保護犬ももちゃんの「うちの子記念日」です。

ももちゃんは、ペットショップに並ぶ仔犬を生むため
だけの繁殖犬で、保護された時にはガリガリで生気は
なく失明していた。ブリーダーのとこでの事故らしい。

たくさんの人が来場する「Pet博」にも参加していたが
里親は見つからず、鶴橋店から川西店へ。
そこで運命の出会いを果たす。
カフェでは、机の下から出てこない子だった。

うちの子になってすぐ避妊手術したら、お腹の中は
ボロボロの子宮と大腸が癒着し重篤な状態。
帝王切開の傷もたくさんあった。

歯も歯周病が酷く、ピンセットでつまむだけでスルッ
と抜けてしまうくらいヒョロヒョロの細い歯。
抜いた19本の歯を見て、涙がこぼれ繁殖犬の過酷さを
実感した。フードも噛めなかっただろうな。

男性が苦手でおびえ、お散歩も、抱っこも、おやつも、
ふわふわのベッドも知らずに過ごした６年間。
この1年で、お散歩で社会性を理解し、今は男性にも
挨拶できる子になった。
ほんと、手がかからない良い子^^

まだまだ保護犬のことを知らない人が多いのが現状。
繁殖犬だったことを話すと「でも血統はいいんでしょ」
とか「訳アリの犬ね」と言われることも多い。

でも、今は明るい表情に変わって良かった！
体型は、2.5kg→4.1kgへと変わりすぎてしまった。

これから犬を飼おうかなと思った時は、保護犬という
選択肢があることも知って欲しい。
日に日に、表情や毛づやが変わっていくのを見られる
のは里親の特権である^^